Olive の日記

文学少女

『聖の青春』の感想

 大崎善生さんが書かれた『聖の青春』を読んだ。「ひじりの青春」ではなく「さとしの青春」である。

 一貫した、また、そうせざるを得なかった村山聖さんの人生の物語である。幼少期から亡くなるまで、将棋をあまり知らない私も夢中で読んだ。彼の周囲の人物にかんする記述も多い。