2016-01-07 『ハードボイルド/ハードラック』の感想 読書 吉本ばななさんの『ハードボイルド/ハードラック』を読んだ。本書は、『ハードボイルド』と『ハードラック』の2つの短編小説で構成されている。一編あたり60ページほどである。 どちらも悲しくて、優しくて、美しい余韻の残る物語だった。挿絵はよかったのだけれど、その裏面に文書がなく、唐突に物語が途切れてしまうのが少し嫌だった。